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設置が必要? どこに設置する?
『AEDの適正配置に関するガイドライン』が更新2020.02.28

AED導入が望ましい場所の具体例

平成16年に非医療従事者によるAEDの使用が認可されて以降、平成25年にはAEDの設置場所や配置について、その指標となるガイドラインが一般財団法人日本救急医療財団より発表されました。
東京オリンピックの開催を間近に控え、AEDをとりまく状況も大きく様変わりしたことをうけ、一昨年末には5年ぶりに『AEDの適正配置に関するガイドライン』が更新され、厚生労働省のホームページにも昨年掲載されました。

新旧のガイドラインで内容を比べてみると、"設置にあたって考慮すべき点"(心停止の発生頻度が高い、心停止のリスクあるイベントが行われる、心停止を目撃される可能性が高い、救助隊到着までの時間を要する)等に大きな変更はありませんが、AEDの設置が推奨される施設例はより具体的で分かりやすくなりました。
たとえば、高速道路サービスエリア・道の駅などが追記されたほか、学校として幼稚園も含まれるようになりました。保育所・認定こども園についても"考慮される施設"として追記されており、幼児のみならず乳児に対してもAEDを使用できることが強調されています。これらの施設は小規模なものが多いため、地方公共団体等の設置補助制度のさらなる充実が期待されます。

AED導入後、どのように置けばいいのか?

AEDの導入決定だけで満足しがちですが、その設置方法にも工夫や考慮が必要です。ガイドラインでは、「心停止から5分以内に電気ショックが可能である場所」と、パッドの装着や自動診断等の時間をふまえて、AEDから現場まで片道1分以内の距離に配置することが推奨されています。又、AEDがどこにあるのか「見やすい場所、わかりやすい掲示、適切な表示」をしておくことがとても重要です。そして、時間帯などによって使用に制限がかかる場合にはそれが分かるように、24時間いつでも誰もが使えるような体制整備が必要とされています。

人が多く集まる場所ではAEDの設置が検討されることがのぞましいですが、仮に設置されたとしても、その後の保守体制・実際に使われた時の流れなども考慮しておくようにしましょう。

ガイドラインについては、厚生労働省のホームページで確認することができますので、AEDの導入・運用に関わる方はぜひご覧になってみてください。

<参考リンク>
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000024514.html