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"動かせるAED"で
広く命を救える社会へ2017.12.18

よりきめ細やかに
救急救命を行き届かせるために

"動かせるAED"で <br>広く命を救える社会へ

医療従事者でなくともAEDを使用できるようになり10年以上が経ちました。
救急救命の大切さを啓蒙する取り組みが活発化し、様々な場所にAED設置が進められています。また、突然の心停止へのAED実施率は緩やかにではありますが上昇しています。設置にあたっては、厚生労働省が発表している「AEDの適正配置に関するガイドライン」において、駅・空港、スポーツジム・デパートなど、人口密度や心臓病を持つ高齢者の比率などを考慮した設置が推奨されています。
一方で、ガイドライン内の推奨される施設以外で「その他AEDの設置・配備が求められる状況」として、地域の適正に応じて、パトカーや消防車などへの搭載など、1台のAEDを有効利用し広範囲を網羅する事も推奨されてきました。
実際に民間の自主的な取り組みも増えており、全国でAEDを広く市民の使用に提供している施設を「救急ステーション」として消防が認定する動きが広まりつつあります。例えば沖縄県嘉手納町の株式会社 比謝川電気の車両4台にはAEDが搭載され、地域の消防本部から救急ステーションとして認定されています。この取り組みは、地域の危機管理体制を充実させただけでなく、同社社員の防災意識を向上させるなど、多くの恩恵があったそうです。
AEDを搭載する車両には、AEDが搭載されている事が誰もが見てわかるように車両に大きなAEDステッカーを貼付し、緊急時には救命処置を行えるように乗務員に普通救命救急講習を受講させるなど、企業は様々な取り組みを行っています。

東京中央区に本社を置くチェッカーキャブ無線協同組合は、一部のタクシーにAEDを搭載し運行を開始しています。24時間365日稼働するタクシーにAEDを搭載することで、 走行中のタクシーが緊急時に傷病者の元へAEDをお届けするチャンスが増え、さらに救命救急講習を受講した乗務員によって、より救命の可能性を高める効果を期待しています。

防災意識の向上を後押しする
軽量・手軽・使いやすいAED

"動かせるAED"で <br>広く命を救える社会へ

市民の防災意識の高まりに伴い、市民自らが「AEDを使った一次救命体制をどう整えるか?」を考える場面が増え、さらにきめ細やかな工夫が実施されてくるでしょう。
AEDを提供する各メーカーでも、さまざまな設置例を想定した開発が進められているようです。
フィジオコントロール社のサマリタン™PAD350Pは、設置のしやすさに重点を置いて開発され、リュックサックに入れての持ち運びが可能など、可動性が高く活用範囲を広げるAEDです。さらに重量はバッテリを含めても1.1kg。使いやすさやランニングコストも含めて魅力的なポイントも多く、これまでよりも更に身近で迷わず使えるAEDとして突然死を減らす活動を協力にサポートします。
これらのAEDがより人々の身近になり、より広く救急救命の手を差し伸べるための手段として、今後ますます普及することを期待します。

参考:
http://qqzaidan.jp/wp/wp-content/uploads/2017/02/11_aed_guidlines.pdf
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/141065
http://www.checker-cab.co.jp/checker/aed_taxi
http://kokudo-inc.co.jp/effort/test03