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救急救命の未来の可能性を広げる
シンポジウムが開催2015.12.16

救急出動が増え続ける高齢化社会で今後の救急救命のあり方を探る

救急救命の未来の可能性を広げる<br />シンポジウムが開催

2015年12月3日、4日に札幌コンベンションセンターにおいて『第24回全国救急隊員シンポジウム 2015』が開催され、2日間で延べ5,397人の来場者がありました。

平成3年の救急救命士制度導入から24年。以来、救急業務は飛躍的に高度化を遂げ、救急医療を取り巻く環境は大きく変化しています。
救急救命士の処置範囲も年を追うごとに拡大され、さらに英語対応救急隊の運用開始(一部の地域)など新たな体制も構築されました。
また、近年に入ってますます増え続ける救急出動は、2014年には救急出動件数、救急搬送人員ともに過去最多を記録しています。
独居高齢者の増加など、社会の状況が大きく変わるなかで、改めて救急救命のあり方が問い直されています。 救急隊員シンポジウムでは、毎年救急隊員と医師等が、実務的観点から研究発表と意見交換を行ってきました。
今回も数多く課題についての発表が行われた他、「学校へのBLS導入」「救急需要への様々な対応」「ガイドライン2015の概略」など、盛りだくさんの発表が行われました。

専門家の講演から医療機器の展示まで 救急救命の未来を垣間見た2日間

救急救命の未来の可能性を広げる<br />シンポジウムが開催

帝京大学の坂本哲也先生を講師に招いたプログラムでは、刷新されたJRC蘇生ガイドライン2015で変更になった主なポイントを「心停止かどうか自信がなくても恐れずにただちに心肺蘇生を行い、AEDを使うことが強調された」など分かりやすく抽出して発表されるなどしました。
フィジオコントロール社の展示ブースは、LUCAS™2自動心臓マッサージシステムが多くの救急隊員の注目を集めていました。
会期中は現役の救急救命士をはじめ、多くの来場者が会場に足を運びました。
昭和38年の消防法改正で、消防の任務として救急業務が位置づけられて以降、「救急救命士制度の導入」「緊急度判定」「指導救命士」、「ICTの活用」など、救急業務の高度化が進むなかで、今回のシンポジウムは、救急救命の未来を考える上で、とても意義の深いものとなりました。