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AEDの日常点検はどうしていますか?2018.02.16

設置台数が増加しているAED
設置管理者の日常点検の実態は?

AEDの日常点検はどうしていますか?

認知度の高まりと共にAED(自動体外式除細動器)の設置台数も右肩あがりを続けています。当ブログでは、過去に適切な設置場所や管理方法について取り上げてきました。

万全な状態でいつでもAEDが使えるように日常点検が不可欠である事はもちろんですが、設置台数に応じて、設置管理者・点検担当者の負担が増えている可能性も否定できません。今回は、当社独自のアンケート調査を踏まえて、点検の実態と今後の展望について少し触れてみたいと思います。

日常点検は、点検担当者が、装置本体の破損が無いかどうかの外形上の確認は勿論の事、"AEDの内部の状態を示すインディケータが「使用可能」になっているか?""消耗品(電極パッド及びバッテリ)の交換時期は過ぎていないか?"等いくつかのチェックポイントを点検記録シートに記載して保管しておく必要があります。又、消耗品有効期限管理には製造販売業者(メーカー)から提供される管理タグに有効期限を明記し、いつでも見えるようにしておく事が厚生労働省より指導されています。(厚生労働省:AEDを点検しましょう!を参照) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/aed/index.html

設置管理者が、設置した装置の管理を"自身で実施する"という自覚を持ち、適切に管理されている事が理想ですが、中には、本体の耐用期限や消耗品の交換タイミングについて電子メールやハガキでお知らせしてくれる製造販売業者・販売業者のサポートサービスを利用している方もいます。また、製造販売業者や販売業者と契約し、点検や管理自体をアウトソーシングする選択肢もあるようです。近年では、新たなサービスとしてインターネット回線を利用した"AED遠隔監視サービス"も登場しています。

そこで、当社は、2017年10月11日から3日間わたって東京ビッグサイトで開催された危機管理産業展2017に出展し、AEDの点検の実態、AED遠隔監視サービスに関する意識調査(来場者アンケート)を実施しましたので、その一部をご紹介します。

目視による手動点検が多数
しかし、AED遠隔監視への期待も

AEDの日常点検はどうしていますか?

企業の危機管理担当者など、約150人の来場者を対象としたアンケート調査で、「AEDの日常点検をどのように実施しているか?」の質問をしたところ、「目視による手動点検」と答えた人が半数以上を占め、「AED遠隔監視による点検サービスを利用」と答えた人はわずか7人に留まりました。(有効回答:73人)

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次に、「AED遠隔監視サービス(製造販売業者や販売業者が遠隔で監視し、異常が検知されればお知らせするサービス)があれば、それを利用したいと思いますか?」との質問には、「利用したい」と答えた人が回答者の半数以上にのぼりました。
一方で「分からない」と答えた人も38人おり、その価値を未だ計れずにいる人も一定数いるようです。(有効回答数:135人)

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IoT(Internet of things)という言葉がもてはやされるようになってきた今日、オフィスに置いてある複合機(コピー機)と同様に、技術革新によりAEDがインターネットにつながり、故障や消耗品有効期限切れをいち早く検知し、設置管理者にそれをお知らせしたり、製造販売業者や販売業者が素早く対応していくサービスを提供する世界が当たり前になる事もこの先あり得るかもしれません。