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AEDの"屋外設置"その際に気をつける点とは?2020.03.16

誰もがAEDを使える環境へ。“屋外設置”の可能性

AEDの

万が一、AEDを迅速に使う際に検討しておくべき重要なポイントの一つは、その『設置場所』です。
日本救急医療財団が作成・発行している『AEDの適正配置に関するガイドライン』では、"心停止から5分以内に電気ショックが可能な場所"、"誰もが分かりやすい場所"、"誰もがアクセスしやすい場所"などが推奨されています。 そのガイドラインに従い、24時間365日誰もがアクセス可能な場所にAEDを設置した方が良いのではないか、という意識が高まりつつあります。 例えば、24時間対応しているコンビニや交番なども地域によっては設置導入が進められています。
一方で、不特定多数の人が多く集まる場所は、決して屋内だけではありません。部活動やスポーツイベント等、突然の心停止が起こりやすい屋外の環境においてもカバーしておく事も必要です。例えば、学校では体育館や保健室にAEDがある事はよく耳にしますが、休日中のグランドで部活動を実施する事はよくあります。その中で、何かあった時のために屋外へAEDを設置しておく必要はないか?という強い危機感を持って屋外設置に踏み切っている施設も出てきています。又、今後その必要性は高まりつつあると予想されます。

厚生労働省HP:AEDの適正配置に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000510061.pdf

AEDの防水・防塵の外装保護、保管・動作温度について

屋内に比べ屋外への設置はより注意深く検討しておくポイントがあります。まずAED自体が設置保管場所の環境に耐えられ、万が一の際にしっかりと使用できる装置状態を維持できるかどうかを「設置前」に確認しておく必要があります。
屋外には雨ざらしで埃が舞う工事現場や学校のグラウンドなど様々な環境がありますが、たいていのAEDは、装置本体に外装保護性能(IP)を所持しています。メーカーや機種によって異なりますので確認しておくことが重要なポイントです。
又、寒冷地で零下になる環境下や、真夏の直射日光を浴びて装置温度が異常に高くなってしまう場合などは、電極パッドやバッテリの消耗を早めたりする可能性が考えられますので、AED装置本体の推奨保管・動作温度にも注意が必要です。(※)
場合によっては、雨や塵の混入を防ぎ、温度管理機能付きの収納キャビネット(ボックス)に入れて設置をしたりすることも一つの方法です。
国内外には、AED収納専用キャビネットを開発しているメーカーが沢山あります。もし、屋外設置をご検討の場合は、購入元にAED本体の仕様を十分に確認した上で、設置環境に合わせ収納キャビネット(ボックス)をご検討いただくのも良いかもしれません。
(※)推奨保管温度を超えて設置する場合でも、装置が直ちに使用できなくなる訳ではございません。

ご参考:IP55外装保護等級を備えた当社ローテイドキャビネット
https://www.physio-control.jp/product/tm-pad350p/rotaid-aed.html