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改めて考える AED設置者の役割とは2015.04.30

点検や管理が不足する事例が増えている

改めて考える AED設置者の役割とは

万が一の時に大きな力を発揮するAED(自動体外式除細動器)。
AEDがあるだけで、ふだんの生活において大きな安心を得ることができます。
一方で、その安心感から、日々のメンテナンスや管理が行き届かないケースが増えています。
ある調査では、国の管理下にある行政機関に設置されているAEDにおいて、複数の設置箇所で点検や保管方法に問題があったことが判明しました。
たとえば、交換した電極パッドやバッテリーの使用期限を示すラベルを書き換えていなかったり、保管場所がロッカーなどの気づきにくい場所であったりなどです。
該当設置箇所は、ただちに改善へ向けて動き出しましたが、行政機関に限らずAEDを設置している場所では、同様の問題が潜在していることが充分に考えられます。
この機会に、いま一度管理しているAEDの状態や設置されている環境を確認してみるのはいかがでしょうか?

点検の体制を整備し、継続することが大切

まず、定期的に確実な点検を行うために、点検担当者を決めておくことが必要です。
設置施設や設置台数に応じて、設置者が点検担当者になっても良いですし、複数人で当番制にしても良いでしょう。
その際、各担当者はAEDの講習を受けておくことをお勧めします。
日常の点検にあたっては、本体のインディケータランプの色や表示により、正常に使用可能な状態であるかどうかを定期的に確認し、毎回記録してください。
また、電極パットやバッテリーなどの消耗品の交換時期をいつでも確認できるように、ラベルが見やすいように取り付け、交換時期を日頃から把握しておくようにしましょう。
電極パッドやバッテリーを交換したら、添付されている新しい表示ラベルやシールに交換時期等を記入してAEDに取り付けることも忘れないようにしましょう。

設置場所の使い勝手をもう一度チェック

本体が正常に動くかどうかのチェックに合わせて、設置している場所が適切かどうかも定期的に見直してみましょう。
当初は、適切な場所に設置されていたとしても、周囲の環境が変わることにより、設置状況が変わることもあります。
「周囲から分かりやすい場所にあるか」「フロアの案内図に設置場所が記載されているか」「誰もが24時間利用可能な場所にあるか」などの観点でもう一度チェックしてみましょう。
また、AEDの販売業者を通じて財団法人日本救急医療財団にAEDの設置者登録をすることができます。
財団がAEDの設置場所をホームページ上で公開することで、周辺住民や救急医療機関があらかじめAEDの設置場所を把握でき、大きな手助けとなりますので、ぜひ積極的に登録してみてください。

参考:AED設置場所検索(財団法人日本救急医療財団ホームページ)
参考:AEDの設置者等が行うべき事項等について