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AEDを使える人と救助が必要な人を結ぶ救命救急アプリ2015.08.31

クラウドを使ったテクノロジーが救命救急に劇的な進化をもたらす

AEDを使える人と救助が必要な人を結ぶ救命救急アプリ

近年、AEDの設置数の増加に伴ってその認知度が上昇する一方で、心肺停止症例を目撃した市民がAEDを使用するケースは少なく、症例全体の約3.6%に過ぎません。
使用できなかった人からは「AEDの設置場所が分からなかった」といった声が多く聞かれています。たとえAEDが近くにあっても、万が一の際に使用されなければ、真の意味でAEDが普及したとは言えません。
この課題に対して、アメリカのある地域ではスマートフォンを使った先進的な取り組みが行われています。
その取り組みの核となるのがNPOとAEDメーカーが協力して開発したスマートフォンアプリ「Pulse Point」です。
心肺蘇生の訓練を受けた人がボランティアとしてこのアプリを自身のスマートフォンにインストールしておくと、911コール(日本では119)によって、救急車の出動が指示されると同時に、通報地点付近でこのアプリを入れたスマートフォンを持つボランティアに救急事態のアラームが届く仕組みになっています。
併せて最寄りのAEDと傷病者までの地図がナビ表示され、突然心停止に見舞われた患者に救いの手をさしのべたい善意のボランティアをサポートしてくれます。
数年前にスタートしたサービスですが、急速に利用者数を伸ばし、実際にこのアプリを介して、隣人からの救命処置を受けて命を救われた人も増えてきています。

AEDの設置だけでなく 使用時のサポートが今後の課題

最近では、日本でも「Pulse Point」と同様の技術を使った取り組みがスタートしつつあり、今後の展開が期待されています。
AEDの場所を知らせる取り組みとしては、以前から一般財団法人日本救急医療財団のホームページにおいてAEDの設置場所が公開されている他、最近ではAEDの場所が分かるスマートフォンアプリなども登場しています。
AEDの管理担当者の方で、まだAEDの場所登録が済んでいない方は、まず日本救急医療財団ホームページでAEDの設置場所を登録することを強くお勧めします。