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危機管理セミナーを開催しました
AED活用支援プログラム講演「AED 戦略的設置と Call & PUSH 」~ AED を躊躇せず使用するために~セミナーレポート2019.06.28

AED使用率向上を目指してセミナーを開催しました

危機管理セミナーを開催しました<br>AED活用支援プログラム講演「AED 戦略的設置と Call & PUSH 」~ AED を躊躇せず使用するために~セミナーレポート

6月14日(金)に、東京都文京区の日本ストライカー株式会社にて、セミナー「AED戦略的設置とCall & PUSH」~バイスタンダーAEDを増やす~を開催しました。

医療従事者でなくてもAEDを使用できるようになった2004年以降、多くの人が集まる公共施設や繁華街に、AEDが積極的に設置されるようになりました。一方で近年の大きな課題のひとつとされているのが、第一発見者(バイスタンダー)によるAEDの使用率の低さです。
「課題をどう解決し、AEDの使用率を上げていくのか?」その意識の高まりを表すかのように、セミナーには、企業の総務担当者様、防災担当者様を中心に非常に多くの方にご参加頂き、おかげ様で満員御礼での開催となりました。

同セミナーでは、東京慈恵会医科大学 救急医学講座主任教授であり、日本AED財団理事・事務局長の要職にも就いておられる武田聡先生を講師としてお迎えし、突然の心停止から命を救うための心がけと、効果的なAEDプログラム構築に向けたヒントともなるデータ・事例などをご紹介頂きました。心臓突然死の場面で早期の対応がどれだけ重要であるかが強調される一方、一般市民が事態を目撃した際のAED使用率がどれほど低いか、などを表すデータが紹介されました。

知識と技術の組み合わせで使用率の向上を

危機管理セミナーを開催しました<br>AED活用支援プログラム講演「AED 戦略的設置と Call & PUSH 」~ AED を躊躇せず使用するために~セミナーレポート

AEDが使用されにくい要因のひとつにもなっているのが、倒れた人に呼吸があるように見誤ってしまう“死戦期呼吸”である事から、埼玉県の小学校で駅伝の練習中に倒れて亡くなった桐田明日香さんの事故を例に、迷った時にはすぐAEDを装着し、自動診断を受けることが大事であると武田先生は語りました。

また、救命時にAEDと両輪となるのが適切な胸骨圧迫であるとも語り、迅速なAEDの装着と救急隊が到着するまでの継続的な胸骨圧迫が重要であると伝えました。
そのほかに、救急隊の到着までの間の一次救命処置について適切なガイドを受けることができる救命救急補助スマートフォンアプリ「MySOS」(https://www.allm.net/mysos/)や周辺にあるAEDの場所がわかる「AED N@VI」なども紹介されました。

講座の最後には、簡易トレーニングキット“あっぱくん”を使った実技を実施し、正確な胸骨圧迫の位置や強さを体験。知識や意識とともに体を通してAEDの適切な使用方法を学びました。
早期処置の大切さを改めて感じ、参加者の皆様が熱心に耳を傾け、積極的にトレーニングに取り組んでいる様子がとても印象的なセミナーとなりました。