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〜11歳の命が、未来の命を救うvol.2〜
一次救命処置(BLS)の大切さを 学校教育の場で学び 社会全体の安全に繋げる2015.07.15

一次救命処置(BLS)の大切さを 学校教育の場で学び
社会全体の安全に繋げる

〜11歳の命が、未来の命を救うvol.2〜<br />一次救命処置(BLS)の大切さを 学校教育の場で学び 社会全体の安全に繋げる

1人の少女の死をきっかけに生まれた「ASUKAモデル」の完成を経て、教育現場における心停止による突然死への対策は、どう進歩していくのか。
埼玉大学教育学部で行われた桐淵博先生による授業から、未来の教育を担う学生たちは多くのヒントを得たようです。

「ASUKAモデル」が危機意識を育むきっかけに

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体育活動時等における心臓突然死を未然に防ぐ対策や目の前で人が倒れた場合の対応について示した「ASUKAモデル」。
さいたま市教育委員会によれば、明日香さんの事故前の約5年半で3件だけだったAEDの使用が、事故後の約2年半で30件の報告があったそうです。
内訳は、小学生が9件、中高生13件、市民の方が8件。
実際に電気ショックの必要があった事例が3件、そのうち2名の命が助かりました。
AEDの使用率が上がるにつれ助かる命が増えることは明白です。
日本のAEDの普及率は他国に比べても高く、約44万台*を超えているといわれています。
この普及率の高さを、どのように救命率の高さにつなげていくかが今後の大きな課題のひとつといえるでしょう。

*平成24年度12月時点:日本心臓財団 AED普及の状況

教育の現場で一次救命処置の大切さを学ぶ

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独立行政法人日本スポーツ振興センターのデータによれば、学校の管理下における突然死の発生件数は、学年が上にいくほど増える傾向にあり、高校1年と2年がもっとも多くなっています。
事前の準備と対策によってどうやって突然死という不幸な結果を最小限に留められるかがポイントです。
学校内では、生徒や学生自身が第一発見者となる可能性が高いわけですから、一人でも多くの生徒や学生に救命講習を受講してもらい、救助のための知識と心構えを持ってもらうこと、そして、普段の学校生活のなかでも、仲間同士での呼びかけや話し合いの機会をつくるなど、学生や生徒自身が主体となった危機管理意識を向上させることが大切なのです。

参考文献:日本スポーツ振興センター (2011)「学校における突然死予防必携」
    :日本スポーツ振興センター (2012)「学校の管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点」