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9月9日を、救急救命について関心・理解を深めるきっかけに
~救急の日イベントが開催されました~2017.09.15

想像力を刺激して“万が一”を考えるきっかけに

救急の日(9月9日)に先駆けたイベント「救急の日2017」が、9月3日(日)アクアシティお台場内の「アクアアリーナ」で行われました。

毎年恒例となった同イベントは、そのタイトルのとおり救急医療に関する普及啓発が大きな目的のひとつ。会場中央のステージでは、救急医療に関するさまざまな催しが行われました。

最初のイベントは、「あなたの勇気が命を救う!ハートラちゃんと一緒に体験しようAED」と題して、実際に子供たちがAEDを体験。
まず、日本赤十字社の職員がAEDの使い方を紹介しました。公式マスコット「ハートラちゃん」も駆けつけ、簡易キットを使った胸骨圧迫の体験などに熱心に取り組む子たちをやさしく見守りました。
続いて、日本AED財団の減らせ突然死プロジェクト実行委員会が「救命された方からのメッセージと子供たちへのカンタン救命講座 」と題して対談を開催。

京都橘大学の千田いずみ先生、東京慈恵会医科大学教授武田聡先生、又、かつて救命処置を受けた経験があるミツイケンシロウさんの3名の演者が登壇し、迅速な救急救命の大切さを伝えました。

医療の最前線を知る武田先生からは、「1分毎に7~10%救命率が低下していく」「救急車の現着には約8分かかる」などのデータの他に、日頃からAEDがどこにあるかを知っておくこと、定期的に救命講習を受講しておくことが大切であると伝えられました。

リアルな体験者の声が聞く人の救急意識向上に

ミツイさんは大学でのアメリカンフットボールの練習中に突然の心停止となりましたが、周りに居合わせたメンバーの迅速な対応により、一命を取り止め、その後社会復帰した経験の持ち主です。
所属するスポーツ学部のカリキュラムのひとつに一次救命があったから救命につながったと紹介。知識とともに、万が一の事態に迅速に対応する意識を持つことが大切であると伝えました。
突然の心停止から一命を取り止めたミツイさんの口からリアルな体験談として話されることで、聴講した方々は「健康でも誰にでも起きうる」と改めて実感できたのではないでしょうか。

最後の催しでは、日本救急医学会と消防庁「救急隊・救急救命士の活動ショートムービーコンテスト」の受賞作品が紹介されました。
その他、会場内の各ブースでは、救急救命について紹介するパネル・ポスターの展示や、フィジオコントロールなど各AEDメーカーによって最新のAEDが紹介されていました。ふだんAEDの実物を見る機会が少ないこともあって、通りすがり人たちも興味深そうに足を止めていました。

今回のイベントは、ふだん救急救命について考える機会が少ない人にとって、思いがけず有意義な時間になったのではないでしょうか。