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ペースメーカー植え込み患者や
幼児へのAED使用について2013.12.16

ペースメーカー植え込みの場合でも使用可能。

ペースメーカー植え込み患者や<br />幼児へのAED使用について

ペースメーカーやICD等が植え込まれていると、左右どちらかの胸の上部(多くの場合は左鎖骨の下)に数センチの手術痕があったり、器械が入っている部分が膨らんでいたりするため、その存在がひと目で分かるはずです。
電極パッドを植え込み機器の真上に貼って通電すると、植え込み機器が影響を受けたり、十分な除細動の効果が得られない恐れがあります。
ですから、植え込み機器から8cmほど離した場所にパッドを貼る必要があります。
電気は、パッドとパッドの間の最短距離を通りますので、少しずらして貼るだけでペースメーカー故障のリスクは大幅に軽減されます。
AEDに同梱されているパッドには、右胸と左脇腹に貼るようにイラストが記載されていますが、右胸上部に器械がある場合、イラストとは逆(左胸と右脇腹)に電極パッドを貼る方法もあります。
左右逆に貼っても効果が減るわけではありません。
覚えておかなければならないのは、除細動の方が優先する、と言う事です。
植え込み機器が影響を受けるかも知れないから、と電極パッドを貼ったり、通電したりする事をためらってはいけません。

幼児へのAED使用前に知っておきたいこと。

体が未発達の子供は、胸部に弱い衝撃を受けただけで心室細動に陥ることがあり、これを心臓震盪といいます。
心臓震盪に備えて、スポーツを行う団体、自治体、子供会などにもAEDの普及が進んでいます。
成人とは体の大きさが違う子供にも同じAEDを使っても大丈夫なのかと不安になる方もいるかもしれませんが、結論からいえば可能です。
AEDの電極パッドには成人用電極パッドと小児用電極パッドがあります。
未就学児(およそ6歳までの小児)には、小児用電極パッドを使うことが推奨されています。
ただし、小児用電極パッドが無い場合や、年齢や体重が分からない場合は成人用の電極パッドが使用可能です。
現在では多くの幼稚園、保育園で小児用のAEDが設置されていますが、緊急時に近くに小児用AEDがなかった場合は、迷わず成人用の電極パッドを使って処置してください。
子供に一般用の電極パッドを使用する場合の注意点としては、2つの電極パッドが重ならないようにしましょう。
万が一、良くない結果になったとしても、AEDを使用したことによって法律上の責任を問われることはありません。