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万一の時に慌てない
特殊な状況下でのAEDの使い方2014.05.30

どんな時でも、効果的にAEDを使うために。

万一の時に慌てない<br />特殊な状況下でのAEDの使い方

一分一秒の違いが救命率を左右することもあるAEDの使用。
万一の際に、慌てずAEDによる処置ができるように、
正確な使用方法を身に付けておくことが重要です。
同時に、考えられるさまざまな状況下でも、パニックにならずにAEDを使う事ができるようにしておきましょう。
以下にいくつかのケースとその際の対処方法をまとめましたので、参考にしてください。

①水濡れの場合
水辺でのAEDの使用に際しては、対象者を水辺から離したあとで、胸部の水分を十分にふき取ってから電極パッドを貼ってください。水に濡れたままですと、電気が水を伝いAEDの効果が十分に発揮されなかったり、皮膚に熱傷を起こすかもしれません。

②小児に使用する場合
小児にAEDを使用する場合には、小児用電極パッドを使うことが推奨されています(およそ6歳までの小児)。ただし、AEDに小児用電極パッドが同梱されていない場合や、年齢や体重が分からない場合は、成人用の電極パッドを使うことができます。小児は体が小さいため、2つの電極パッドが重ならないように注意しましょう。

③胸毛が濃い場合
一般的なAEDには、カミソリが付属しています。対象者の胸毛が濃い場合には、電極パッドを貼り付ける前に素早く胸毛を剃ってください。

④湿布などの貼付薬剤がある場合
湿布が貼ってある場合は剥がしてから、体表面に薬剤が塗布されている場合は、よく拭いてから電極パッドを貼るようにしてください。薬剤の上から電極パッドを貼ると、心電図を正しく解析できず、電気ショックを加えられない場合があります。

⑤ペースメーカー等がある場合
ペースメーカーやICD等の植え込み医療機器を使っている患者の場合は、左右いずれか、或いは両方の鎖骨近くが盛り上がっていますので、体表面から確認できるはずです。AEDを使用する際は、電極パッドを植え込み医療機器からおよそ8cm以上離して貼れば問題ありません。一般的にAEDのパッドは、右胸と左脇腹に貼りますが、右胸上部に器械がある場合には、逆(左胸と右脇腹)に電極パッドを貼る方法もあります。そのことで効果が変わるわけではありません。

⑥ガス漏れが予想される場合
可燃性のガス漏れが想定される場所では、電気ショックの際に引火する恐れがあるため、AEDの使用はできません。AEDの設置を検討する時から、引火・爆発の危険がある場所をさけることを徹底してください。