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スポーツ中の突然死 改めてAEDの必要性を考える2014.12.26

スポーツの多様化に伴う突然死の発生

スポーツ中の突然死 改めてAEDの必要性を考える

近年になって、マラソンや登山などが大きなブームとなり、誰もが気軽に参加できる大きな大会やイベント等も増えています。
同然ながら、競技人口が増えた分だけ、スポーツ中や運動中に不慮の突然死が発生するケースも増えています。
“突然死”にもさまざまな原因がありますが、スポーツ中の突然死は心臓血管系が最大の原因とされています。
このいわゆる“心臓突然死”は、全体の突然死の中の9割近くを占めています。
なんらかのきっかけで、心室細動と呼ばれる心室が小刻みに震えて血液が正常に送れない状態に陥ってしまうのです。
心臓の疾患のため、年齢層が高い世代が陥りやすいと思われがちですが、スポーツ中の突然死は10代が一番多いというデータが出ています。
原因としては、心筋梗塞、心筋症などがよく知られています。ブルガタ症候群、QT延長症候群、低体温などがありますが、原因のわからないものも多くあります。
激しい運動をする若年層の場合、ある特定のタイミングで胸部に強い衝撃が加わると心室細動が発生することがあり、“心臓震盪(しんぞうしんとう)”として知られています。
野球のボールが胸にあたったり、胸に相手の足や肘、肩があたったりすることで起こっています。

参考文献:徳留省悟、突然死-スポーツ中の突然死 CARDIAC PRACTICE 1991 2,105-108.
参考記事:減らせ突然死~AED10年目の想い~「スポーツ中の突然死」

一人でも多くの人にAEDの知識を広めること

突然の心停止に対しては、短時間で心肺蘇生を開始し、できるだけ早期にAEDによる電気ショックを行う必要があります。
つまり、現場に居合わせた人が正確なAEDの知識と胸骨圧迫の方法を知っていることが大切なのです。
マラソン大会や駅伝などの大きな大会でも、AEDを持った係員が並走したり、沿道にAEDを設置したりするなどの配慮がされてきました。
スポーツに参加する人が幅広くなればなるほど、一人でも多くの人が、救急救命に関心を持ち、AEDを使えるようになることが大切です。
まずはAEDに興味を持つきっかけを増やす意味でも、スポーツ大会などでAEDを見かけたら、ぜひ同行者とAEDの話をするきっかけにしてみてください。