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AED使用後の取扱いと心のケアサポート2013.12.26

AED使用直後は、そのまま救急隊に引き継ぎます。

AED使用後の取扱いと心のケアサポート

AEDの使用方法を学ぶ講習会なども頻繁に開催されるようになり、一般の生活者にもAEDの知識が広まりつつあります。
同時に、AEDの設置台数に比例するようにAEDの使用事例も増えています。
一方で、AED使用後の扱いについては、あまり知られていません。
万一の事態が起こり、AEDでの救命処置を行った際、傷病者が幸運にも意識を取り戻したとしても、救命パッドはそのままにし、電源を切らずに救急隊に引き継ぎましょう。
一度、心臓が正常に動き出したとしても、再び心室細動が起こる可能性があるためです。
使用後のAEDは、病院もしくは消防によって、内部に蓄積されたデータの抽出が行われる場合があります。
このデータ抽出は、一般的には病院などから要請を受けたAEDメーカーが行いますので、そのような場合には是非協力して下さい。
AEDに残されたデータは個人情報に十分配慮して取り扱われ、さらなる治療戦略の確認やAEDの普及にも役立てられます。

AED使用者には、専門のケアまで見据えた対応を。

今後、さらにAEDが普及し、処置方法などの知識が広まるにつれて、一般の生活者がAEDを使った救命を行うケースも増えると想定されます。
過去の使用事例を調べてみると、使用者は現場に居合わせた医療従事者やトレーナーなど、一定の専門知識を有する人が多く、一般の人の使用例は限られます。
しかし、一般の生活者が使用した場合、或いはAEDを使用する事になった患者・家族には、「自分がした処置が正しかったのか?」と悩み、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの疾患を負うケースもあります。
過去の例では、心の問題を抱えてしまったAED使用者に専門のカウンセリングが行われ、改善された例も報告されていますが、周りのサポートも含めた注意深いケアが必要でしょう。
心のケア専門の研究がなされるなど、徐々にサポート体制も整いつつあります。
少しでも心の不安を感じたらすみやかに心療内科医やカウンセラーなどへの相談をおすすめします。