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「第27回全国救急隊員シンポジウム」が開催されました2019.02.15

時代とともに変化する救急業務

「第27回全国救急隊員シンポジウム」が開催されました

2019年1月24日、25日に香川県高松市(サンポートホール高松、かがわ国際会議場、レクザムホール)にて『第27回全国救急隊員シンポジウム』が開催されました。

平成3年に救急救命士法が制定され、平成5年には第1回全国救急隊員シンポジウムが「新時代 救急の質的充実をめざして!」をテーマに開催されました。
以降、全国の熱い心を持った救命士、消防職員、医師等が日本の救急医療充実のために、毎回熱心な議論を続けています。今回のメインテーマは「歩む ~ 救命 更なる一歩を高松から ~」でした。

日本での救急業務は、昭和8年に横浜消防署で救急車が配置されたのが始まりだそうです。当時は、救急車が大変珍しかった為、市民はもとより行政にもその重要性を認知してもらうのが大変だったようです。また、現在のような機材や知識、権限などもなかったでしょうから、ただ患者を病院に搬送するだけだったかもしれません。昭和38年には救急制度として法制化され、それから徐々に救急隊員が行う応急処置などの範囲が拡大。現在の救急救命士制度は平成3年度の施行ですが、その後も救急業務高度化の流れに合わせて様々な改善がなされてきました。

このように、時代とともに変化してきた救急業務ですが、社会環境や生活習慣の変化に伴う救急需要の質的変化が見られる一方、少子高齢化に伴う救急隊員の人手不足なども懸念されています。

全国救急隊員シンポジウムでは、そんな新たな時代の局面を迎えている救急業務の未来と、救急業務内容向上のための熱い意見交換が行われていました。又、企業の展示ブースでは救急業務をサポートする、最先端の技術を駆使した製品が展示されていました。

自動心臓マッサージシステムLUCAS

「第27回全国救急隊員シンポジウム」が開催されました

そのうちの一つ、自動心臓マッサージシステムLUCASは、心停止患者に人手に代わって安定したリズムと深さの、絶え間ない胸骨圧迫心臓マッサージを提供する装置です。
救急搬送の途上、揺れる車内では人手による安定した質の高い胸骨圧迫を続けるのは大変です。しかしLUCASを患者に装着すれば、安定したリズムで質の高い胸骨圧迫を人手に代わって継続できます。この為、救急隊員は別の救急処置に集中することもできます。
2009年の上市から、既に2,000台を越えるLUCASが救急隊や病院で救急現場の熱い思いを支えています。

救急業務が始まったばかりの頃は、救急隊員ができる処置も、使える資機材も限られていました。それから時は流れ、技術の進歩により今では胸骨圧迫は機械が代わってくれるようになりました。当初に比べ、救急隊員の責任や業務の幅は大きく広がっていますが、シンポジウムや日々の救急活動に注がれる熱い思いを、これからも技術の進歩と科学的な根拠に基づく医療機器がお手伝いしていきます。


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記念すべき2000台目をお納めした仲多度南部消防組合消防本部様に、
Stryker展示ブースにて記念盾を贈呈させて頂きました。

参考:
第27回全国救急隊員シンポジウム
http://www2.convention.co.jp/99sympo27/
東京消防庁 救急業務のはじまりと救急救命士の誕生
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_11.htm