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AED使用率の向上へ 広がる地域ごと取り組み2015.05.31

助け合いの心をバックアップする 新しい取り組みがスタート

AED使用率の向上へ 広がる地域ごと取り組み

AEDの普及が進む一方で、一般市民がAEDを使って救命を行うケースは、まだまだ少ないのが現状です。
万が一の場面では、周囲の方との協力関係が不可欠です。
まずは、いつ自分がAED使う場面に遭遇しても良いような心構えをもつこと、そして自分の生活圏の中で、どこにAEDが設置してあるかを普段から意識しておくことが、AED使用率を向上させるための第一歩となるはずです。
この意識を高めるために、地域ごとの取り組みも進んでいます。
広島市消防局管内を対象に取り組みがはじまったのが「広島市消防局AED提供協力施設公表制度」です。万が一の事態に備え、AEDが設置されている管内の施設から情報を募り、設置情報をまとめて公表する制度です。
制度に参加した施設の入口には、目印としてAED提供協力施設を示す表示証が掲げられ、インターネット上のマップで閲覧できるようになります。
このマップ閲覧により、普段から自宅や勤務先などの生活圏にあるAEDが確認しやすくなるとともに、スマートフォンやタブレットにブックマークしておくことで、緊急時の対応にもすぐに近くのAED設置場所が分かるようになりました。

子どもの頃から 助け合いの心を自然に学ぶ

また、広島消防局では、地元で人気のプロ野球球団である広島東洋カープとコラボレーションしています。
広島東洋カープのマスコットキャラクターであるカープ坊やのバットをAEDに持ち代えたものをキャラクターとし、それを表紙に使った「応急手当のてびき」を制作しました。
内容は、胸骨圧迫のポイントやAEDの使い方などの他、さまざまなケガの応急処置にも触れ、もしもの時に、頼れる一冊となっています。
人気のキャラクターを利用したことで、若年層への訴求も期待できそうです。
この広島消防局での取り組みを手本として、まずは、「AEDの使用方法を含めた応急処置の知識を広めること」そして、「AEDの設置情報を分かりやすく整理すること」など、何重にも施策を重ねることが、救急救命率の向上につながります。
これらの新たな取り組み事例は、AEDの普及・促進を進めるうえでおおいに参考になるはずです。