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消防庁発表の『救急・救助の現状』から2015年の救急救命を振り返る2016.02.29

消防庁発表の『救急・救助の現状』から2015年の救急救命を振り返る

消防庁は、全国の救急業務及び救助業務の実施状況について、毎年活動報告を出しています。『平成27年版 救急・救助の現況』が昨年12月に公開されているので少し中身を見てみましょう。

平成26年は、救急出動件数、搬送人員ともに過去最高の総件数598万4921件を記録。前年に比べて7万件近く増加していて6年連続で過去最多を記録しています。救急自動車は5.3秒に1回の割合で出動し、国民の24人に1人が搬送されていることになります。

平成26年中の救急自動車の現場到着所要時間は、全国平均で8.6分となり、前年からと比較して0.1分伸びました。過去約10年前と比較してみると2.2分伸びており、病院収容までの時間にいたっては9.4分も伸びています。救急車の不必要案件の呼び出しの増加で、正しい使い方が呼びかけられている理由の一つです。

救急隊員が到着するまでの8.6分間、突然心停止の患者をそのままにしていたらまず助けられません。心臓が止まった人が助かる確率は、倒れてから3分後で約50%程度に過ぎません。今後さらに一般市民による早期一次救命処置の実施が重要となります。

迅速で適切な救命事例が増え AEDの認知も徐々に広がっている

一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者2万5,255人のうち、一般市民によって心肺蘇生が実施されたケースは全体の約54.2%でした。前年が約51.1%だったことから、一般市民の救急救命意識の向上が、迅速な救命活動につながったことが伺えます。

心肺蘇生が行われた場合と行われなかった場合を比較すると、一ヶ月生存率が約1.8倍、社会復帰率の比較では約2.5倍。一般市民による早期救命処置や早期除細動の重要性を証明する明らかな証拠と云えます。

一般市民がAEDを使用できるようになってまだ11年弱しか経っていないのと、AEDを触れる機会がとても低い為、まだまだ多くの人の知識がないのが現状ではあります。しかし、心肺蘇生中にAEDが使用されたケースの割合も、前年の約3.6%から約4.1%へと上昇しており、AED設置数や啓蒙活動の広がりとともに、心肺蘇生の方法を含め、救命処置に対する市民の意識が少しずつ変わってきている結果といえるでしょう。

人が倒れた時に、その原因は分かりません。だからこそ、迅速に心肺蘇生の実施やAEDを使うことで、救える命が増えるのです。また心臓以外の原因で倒れている場合もあるのでAEDをつけたからと言って助かるとは限りませんが、AEDは心臓が止まったときにしか作動しないのでとにかく勇気をもって実施すことが大切です。

一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者2万5,255人のうち、一般市民によって心肺蘇生が実施されたケースは全体の約54.2%でした。前年が約51.1%だったことから、一般市民の救急救命意識の向上が、迅速な救命活動につながったことが伺えます。

心肺蘇生が行われた場合と行われなかった場合を比較すると、一ヶ月生存率が約1.8倍、社会復帰率の比較では約2.5倍。一般市民による早期救命処置や早期除細動の重要性を証明する明らかな証拠と云えます。

一般市民がAEDを使用できるようになってまだ11年弱しか経っていないのと、AEDを触れる機会がとても低い為、まだまだ多くの人の知識がないのが現状ではあります。しかし、心肺蘇生中にAEDが使用されたケースの割合も、前年の約3.6%から約4.1%へと上昇しており、AED設置数や啓蒙活動の広がりとともに、心肺蘇生の方法を含め、救命処置に対する市民の意識が少しずつ変わってきている結果といえるでしょう。

人が倒れた時に、その原因は分かりません。だからこそ、迅速に心肺蘇生の実施やAEDを使うことで、救える命が増えるのです。また心臓以外の原因で倒れている場合もあるのでAEDをつけたからと言って助かるとは限りませんが、AEDは心臓が止まったときにしか作動しないのでとにかく勇気をもって実施すことが大切です。

『平成27年版 救急・救助の現況』
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271222_houdou_2.pdf