1. AEDトップ
  2. BLOG PCJ
  3. 救急・救助分野での
    女性の活躍が期待される時代へ

救急・救助分野での
女性の活躍が期待される時代へ2019.01.15

女性の社会進出を救急・救命の分野にも

救急・救助分野での<br> 女性の活躍が期待される時代へ

2015年9月に女性活躍推進法が成立してから、様々な分野でもっと多くの女性が活躍する事を推進しようと様々な試みがなされています。
そんな中、女性消防吏員の活躍を推進する取り組みが活発になっています。
消防吏員とは、消防本部に所属する職員で階級を有し、消火・救急・救助などに関わる職員のこと。現場での消火活動や人名救助、傷病者の処置をして病院に搬送する救急救命士など、体力が必要とされる場面も多いため、男性が多く活躍するイメージが強いと思います。実際に、消防吏員全体に占める女性の割合は約2.7%(平成30年4月時点)に過ぎません。
この現状を打破するため、消防庁では女性消防吏員の平成38年度当初までに5%に引き上げる共通目標を掲げて採用の取り組みを進めています。

女性の活躍が防災体制充実の鍵となる

救急・救助分野での<br> 女性の活躍が期待される時代へ

消防庁の取り組みにより、女性の消防吏員が増えることになれば、よりさまざまな恩恵が得られるはずです。
男性だけでなく女性も加わることで、全体的に多様な視点からの対応を提供することができ、様々な状況に置かれるような要支援者に対し、サービスの向上が図られることが期待されています。女性ならではのきめ細やかな対応が、ときに現場で役に立つこともあるようです。
さらには、組織内に女性が増え、互いに理解しあう風土が生まれることで、組織力のさらなる強化につながることも期待されます。
その女性消防吏員の活躍を後押しするために、消防庁の消防・救急課では「消防庁女性活躍ガイドブック」を作成。横浜市消防局や新潟市消防局の事例を示し、女性消防官が活躍するための秘訣を紹介するなどしています。消防の仕事は、力を使うイメージがありますが、技術革新などに伴い、近年では新たな電動ストレッチャーなども注目を集めており、女性が更に働きやすい環境が増える事が期待されます。
地球環境の大きな変化に伴い、大規模で予測不可能な災害が目立つようになりました。災害対策、救助、一時避難、復旧支援などの場ではこれまでの経験が役に立たない場面も増えています。
今後、ますます女性消防吏員が増え、多様な災害に柔軟に対応できる防災体制が充実することを期待したいですね。

総務省消防庁 女性消防吏員の活躍推進に向けた取り組み
http://www.fdma.go.jp/disaster/josei_souboriin_katuyaku_suisin/index.html
消防庁女性活躍ガイドブック
http://www.fdma.go.jp/info/2018/20180501-1.pdf
女性消防吏員の活躍推進のためのポータルサイト(総務省消防庁)
http://www.fdma.go.jp/josei_shokuin/index.html